回復期と生活期①~回復期とは?~|つくば市のB-Leafメディカル内科・リハビリテーションクリニック

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回復期と生活期①~回復期とは?~

前回(リハビリテーションについて)リハビリテーションは、疾患発症からの時期で、急性期・回復期・生活期(維持期)の3段階に分かれるとお話をしました。

集中的リハビリが大切な回復期

その中で急性期から生活期までの間の「回復期」は、最も効果的に身体機能の回復や日常生活に必要な動作の改善が見込めると考えられており、集中的にリハビリテーションを行うことで、その後、安定した日常生活を維持することにもつながります。

そのため、回復期リハビリテーションは、回復期リハビリテーション病院(病棟)に入院して、じっくりと行います。

そこでのリハビリテーションや過ごし方により、回復の度合いは大きく左右されるため、適切な訓練内容が行え、十分なサポートのある環境を整えることが重要なので、非常に多数の職種で、長時間介入を行います。

様々な専門家が協働するチーム医療

具体的に示すと、回復期リハビリテーション病院では、リハビリテーション専門医が診察を行い、 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、医療ソーシャルワーカー(MSW)などの各専門職に指示を出します。

看護師は生活面からのケアを行います。

身体を作るのは栄養であり、栄養管理も大事なので栄養士も介入します。

また再発予防や合併症の管理に薬が必要なので、薬剤師も薬の管理で活躍します。

各専門職は指示に基づき障害度を評価し訓練などを行っていきます。

このように医師・看護師・PT・OT・ST・MSW・栄養士・薬剤師など非常に多数の職種が協働してリハビリテーションを行っていきます。

また、このようにリハビリテーション医療は多くの専門職によるチーム医療であり、チーム医療において相談しながら行う事は必須です。

なので、患者さんに関わる全スタッフが集まり定期的にカンファレンスを行って、患者様や御家族を含め、医師、看護師、各療法士の意思統一とゴール設定を行っています。

このようにしてチーム全体で情報共有しながら、共通のゴールに向けてリハビリテーションを行っていきます。

長時間のリハビリ実施が可能

リハビリの時間も回復期ではたくさん確保できます。

外来で行う場合、1回あたり、20分~40分が限度なのに対し、回復期では1日最大3時間行う事ができます。

また、外来の場合、月に260分が上限となりますが、回復期では、毎日3時間行う事ができるので、2日入院するだけで、一月外来で行える時間を超えたリハビリが出来る訳です。

入院で行うリハビリ 1日最大3時間、1ヶ月に毎日実施可能
外来で行うリハビリ 1回20~40分、1ヶ月に260分が上限

このように、回復期でのリハビリテーションは非常に充実しています。

回復期リハビリのデメリット

ただ、このように充実している回復期リハビリテーションですが、欠点もあります。3つ程ご紹介します。

期限付きのリハビリである

一つは、「期限がある事」です。

疾患毎に決められた日数しか入院して治療できません。

また、その入院も発症日から決められた期間内でしかリハビリ目的での入院も出来ません。

入院の必要性、学校や仕事などの社会生活への影響

もう一つは「入院しなくてはいけない」事です。

回復期のリハビリテーションの恩恵を得るためには、回復期リハビリテーション病棟に入院する必要があります。

退院すると基本的には「生活期」という期間に移行してしまうのです。

このようにメリットが大きい回復期ですが、期限があり、入院の縛りがあるため、この期間内に十分回復できない方もいらっしゃいます。

退院すると生活期に移行しますが、退院後もリハビリを続けていこうとすると、生活期リハビリテーションに移行します。

高額な医療を基本的には行えない

3つ目は、「高額な医療を基本的には行えない」事です。

回復期での医療費は基本的に、「入院の原因となった疾患に対して1日いくら」というので決められています。

包括と言ったり、もっと俗っぽく言うと「まるめ」と言ったりします。

なのでボトックスの注射など高い薬剤費などの医療費がかかる医療は基本的に出来ません。

このようなデメリットはありつつも、やはり回復期は非常に効率的なリハビリをたくさん行える環境であり、また、身体や精神の機能も回復しやすい時期でもあるため、ここでしっかりとリハビリをする事が後遺症を軽減・無くしていく上では非常に重要な期間でもあるのです。

退院をし、回復期を終えると生活期に移行する、というお話はさきほどしましたが、生活期のリハビリに関してはまた別の場所で詳しくご説明させて頂きますね。

今回のまとめ

まとめると、

  • 回復期は多数の職種からの介入が得やすく、長時間リハビリが行え、効率よく改善を目指していく事が出来る。
  • 回復期は「期間限定」であり、「入院が必須」であり、「高額な医療は出来ない」というデメリットもある。

です。

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